2015年9月22日火曜日

曼珠沙華Photo walk ~埼玉県日高市巾着田~

今年も曼珠沙華(彼岸花)の咲く季節となりました。
私は曼珠沙華が大好きなので、8月の中頃から咲くのを楽しみにしていました。
9月に入ると頻繁に巾着田のHPを見て、開花状況をチェックしておりましたら、ちょうどシルバーウィークに満開となるようなので、楽しみにして巾着田に撮影に行きました。

圧倒的な数の曼珠沙華が咲き誇る巾着田


昨年は巾着田までは自転車で行ったのですが、今年は家族と一緒に見に行ったので、電車で移動です。
撮影に専念するなら一人の方が良いのですが、綺麗なものを見て綺麗だねと会話したり、訪れた崎の地酒を呑んだり、美味しい物を頂いたり…。
やはり家族と訪れるのは格別です。

高麗駅前に建てられている将軍標

ところで巾着田は日高市にありますが、以前は高麗郡と呼ばれ、今年は建郡1,300年だそうです。
高麗という字から分かるように、朝鮮との関わりが深い土地です。
天智2年(663年)に当時の朝鮮にあった百済が滅亡した時に、百済の王族・貴族を含む百済人が5,000人ほど日本に亡命したのですが、時の朝廷より現在の日高市に移り住むことを命じられました。
その百済人たちが開墾したのが高麗郡であり、巾着田です。

そのため、現在でも朝鮮との関わりが深いようで、駅前には写真のように将軍標(チャングンピョ、朝鮮に見られる道祖神)があったり、街のあちこちにハングル文字が書かれています。
私は現在の韓国と北朝鮮が大嫌いですが、この地に移り住まれた百済の方たちは別です。歴史の浪漫を感じますし、長く日本に住んで、日本の発展に力を尽くしてくれてありがたいと思います。

さて、家族と共に訪れた巾着田ですが、あいにくの曇り空です。
巾着田での曼珠沙華の撮影は、アカシアの森の下に咲く圧倒的な花の数を活かして、木漏れ日と共に写したかったのですが、ちょっと難しい感じです。
それでも出来る限り、撮影テクニックを使って頑張って写しました。
曇り空なので森に落ちる木漏れ日が無い代わりに優しい感じで写せました

私が撮影に専念している間、家族は日高市に住む友達と久し振りに再開したので、旧交を暖めていました。
私が合流するまでお酒を飲むのは待っていてくれればいいものを、再開を祝した乾杯を先にされてしまって、ちょっとガッカリでした。
まぁ、2時間位撮影していたので、仕方ありません。


それにしても、観光客の数も圧倒的です(´;ω;`)
広角で撮影すると、必ず人の姿が写ってしまいます。この辺は諦めるしかないようです。


やはり曼珠沙華は撮影が難しい花です。
赤一色になるので色飽和しやすいし、花が大ぶりでどこにピントを合わせれば良いのか悩みます。



マクロレンズを使ってみたり、広角マクロで背景を映し込んでみたりと、いろいろな写し方を試してみます。
試行錯誤するのも、なかなか楽しいものです。


撮影が一通り済んだので、家族や友達と合流して酒盛りです!


お祭りなだけあって、出店がたくさん!

建郡1,300年を祝うブース

日高市は狭山茶も有名です

私のおすすめ 長沢酒造の枡酒

出店の中でも、私は長沢酒造の枡酒がイチオシ!です。
大変美味しいお酒です。
枡代込で500円です。枡があれば300円で飲むことが出来ます。枡は翌年以降でも使えるので、枡を買ったら捨てずにとっておいて、翌年もその枡で飲めばお得です。

すでに出来上がり気味の家族と旧友と飲み交わして、すっかり私も酔っ払いです(笑)

巾着田は現在は曼珠沙華しか咲いていませんが、もう少しするとコスモスとそばの花が開花を迎えます。
一面のコスモス畑

またコスモスを写しに来たいと思います。

ところで…。
旧友が子猫の引き取り手を探していたのですが、引き取ることにしました。
メスの子猫が2匹、我が家に新しい家族として加わります。
今は迎えるために、家を片付けたり、必要な物を購入したりしています。
新しい家族を迎えるのが楽しみです。