2014年1月5日日曜日

自転車で遠くに行きたい ~多摩川サイクリングロード・多摩動物公園~

私は花の写真を撮影するのが好きで、近所を歩く時でも必ずカメラを携帯し、綺麗と感じた花があると撮影しています。
撮影した写真は妻や娘に見せて批評してもらいます。

上の写真を妻に見せた時に言われた事は、
「綺麗だけど寂しいね。左上のスペースに蝶でもいれば完璧だけど。」
でした。
確かに言う通りです。

花の写真を見ていると、蝶等の昆虫とセットで写っている写真が多くあり、静と動が合わさった良い写真が多いです。
そうは言っても11月末から写真を始めた私ですので、季節的に虫のいる季節ではありません。
精々が花アブテントウムシを撮影したくらいです。

そこで多摩動物公園の昆虫園を思い出しました。
自転車で行くことを前提として、多摩動物公園は自宅から最短距離で行くと50km程度です。
せっかく行くのですから、サイクリングも楽しみたいので、多摩川サイクリングロードを使用していくルートで計算してみると、75km前後でちょうどいい距離です。
多摩動物公園行き決定です。

撮影が主目的ですから、光線の良い午前中に撮りたいので、朝6時に家を出ました。
夜明け前の荒川

多摩川サイクリングロードをなるべく長く走りたかったので、大田区目指して走りました。
日の出桟橋から見る夜明け

夜明け前は寒いですが、とても美しくて好きな時間帯です。

第一京浜から多摩川サイクリングロードに乗って走ったのですが、いつも走り慣れている江戸川サイクリングロード、荒川サイクリングロードに比べると、良くない道です。
道幅は2m程度しかない細い道なのに、自転車とランナー、散歩する方達が入り乱れ、危険です。
おまけに路面が荒れていて、非常に走りにくいです。
江戸川サイクリングロードも狭いですが、拡張工事が済んだ部分は非常に広く走りやすいのに、そういう部分が一切ありません。

危険センサーになっている、昨年骨折した腕が痛み、慎重に行けと促します。
とにかく安全に、他人に迷惑をかけないことを自分に厳命しました。

行きは多摩川サイクリングロード右岸(神奈川県側)を走っていったのですが、これが正解でした。
帰りは左岸(東京側)を走って来たのですが、世田谷区内はほとんどサイクリングロードが無く、一般道を走らざるを得ませんでした。
その代わり、府中付近では左岸側の方が路面が良いので、東京都区部では右岸、市部に入ったら左岸が良さそうかなと思いました。

多摩川サイクリングロードの悪い点ばかり上げましたが、春に走ったら綺麗でしょうね。
桜がたくさん植えてありました。
いまは冬なので草もすべて枯れていて、撮影するとしたらススキ位ですが、春になったら走ってみたいです。
5月以降の光線の良い時期なら、水門を流れる水を撮影しても美しく撮れそうです。
高幡不動付近を流れるほどがくぼ川も桜が美しそうでした。

兎にも角にも、多摩動物公園に到着して撮影開始!したのですが…。
昆虫園の中は高温多湿。カメラのレンズが曇ってしまい、撮影できません。
他の入園者は困っている風ではありませんでしたので、寒い中を自転車で走ってきたので、カメラが冷えきっていたようです。
入園して30分ほど、撮影になりませんでした。

やっとカメラが温まってから撮影開始です。




沢山の種類の花が栽培されていたのですが、蝶にも好みがあるようでランタナは一番人気でした。ランタナは和名の通り、色変化が大きく私も大好きな花です。

ランタナに群がる3匹のオオゴマダラ

同じ花の中でも今が食べ頃!飲み頃!というのがあるようで、同じ株から生えた花なのに、ある特定の花だけが人気で群がる様子が観察されました。
そういう花は大人気で争いながら、群がっていました。

私のヘルメットにとまったツマグロヒョウモン

キチョウとトウワタ

このトウワタも人気の花でした。
蝶を撮影するのであれば、やはり朝早くが良いようです。
蝶も起きたばかりはお腹が空いているのか、花に止まってゆっくりと食事していますが、昼が近づくに連れ、体温も上がって活発になり、あまり落ち着いて花に止まっていません。

今回、面白かったのはこの行動。
オオゴマダラの交尾

生物を観察するとき、面白いのは食事と交尾。
蝶の場合は食事は当然として、交尾まで見られたのはラッキーでした。

蝶の撮影を終えた後は、高幡不動前のガストで食事をして帰路に着きました。
次は何処へ行こうか、考えているのが楽しいです。

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