2015年11月3日火曜日

日光隠れ三滝にリベンジ!

先日、先輩カメラマンに日光隠れ三滝を教えていただいて、すっかり気に入ってしまいました。
東京から日帰り圏内で、奥入瀬渓谷のような渓流と、ダイナミックな滝。
気に入らない訳がありません。

しかし、前回連れて行ってもらった時には一日曇り。小雨まで降る始末でした。
霧降高原というくらいですから、基本的には天気が良くない場所なのはわかっているのですが、紅葉の赤や黄色と、青空のコントラストで撮影したかったので、前回はかなり悔しい思いをしました。

霧降高原の紅葉のピークは今週いっぱいと思われます。
文化の日の今日、昼近くから晴れるというのを信じて、隠れ三滝にリベンジしてきました!
前回は朝一番の特急を利用したのですが、昼近くから晴れるということなので、東武浅草駅発7時10分の快速に乗り、現地には10時近くに着きました。

東武日光駅から霧降高原を望む

素晴らしい天気です。
昨日雨が降ったおかげで、空気の中の不純物も流されたようで、素晴らしい青空です。
電車で移動中は霧で100m先も見えない状況でだったので不安だったのですが、勝負に勝った気分です(笑)
まぁ、霧もあそこまで深ければ、それはそれで楽しめたかもしれませんが…。

さっそく撮影開始です。

やはり紅葉には青空が似合います

前回と比べると紅葉の色付きはあまり変わっていませんが、コントラストが効くお陰で、さらに色付いているように見えます。
来て良かった。

一番、青空が欲しいのは玉簾の滝です。
三滝に近づいた時、雲が出てきて若干暗くなってきたので、前回と同じくマックラ滝から回ることにしました。
玉簾の滝にはお昼近くに着くようにして、最高の青空の下で撮影できるようにする作戦です。

ところで前回に来た時はスニーカーで来てしまったので、沢歩きをする時に靴がグショグショに濡れて気持ち悪く、またツルツル滑って危険でした。
そこで今回はボランティア作業用に買っておいた、安全長靴を履いてきました。


安全長靴は爪先が鉄板で覆われていて、岩場で足を保護してくれます。また、濡れた場所でも滑りにくいです。
中敷きに踏抜き防止用の中敷きを敷いて、安全を確保しました。
長靴に加え、合羽のズボンを履いて下半身を水から保護しました。
上半身は特殊部隊用のジャケットを装備。
沢歩きを快適に行うことが出来ました。

カッコ悪い?
快適性優先です。そもそも三滝付近は人はほとんど居ませんし、他人のことなど気にしません。

マックラ滝

マックラ滝

やはり少し青空が入るだけで、印象が変わります。
また、足拵えをしっかりしたお陰で、水流の中にも入れるようになったので、構図に自由度が生まれました。
スニーカーだと足が濡れるのが嫌で、ちょっとした水溜りでも踏み込めません。


それにしても晴れていると、撮影が楽しいです。
川の流れと紅葉

さて、マックラ滝を堪能した後は、玉簾の滝に移動です。
移動中も素晴らしい景色が多くて、撮影に大忙しです。

まさに紅葉

紅葉と美しい清流

前回来た時に一番気に入ったのが、玉簾の滝です。
この青空とどんなコントラストを見せてくれるのか、ドキドキワクワクしながら向かったのですが…。

この絶景!!

あーー、もう!!
本当に来て良かった…。

この光景を見ながらお弁当を食べつつ、たくさん撮影をします。
何しろ、この光景は今しかないのですから!!


こんな素晴らしい景色を見られて幸せです。

ところで滝の写真を撮る時は、構図の数に比べて、写真の枚数が増えます。
絞りを微妙に変えて、水の表情を変えているのですが、最適値がわかっていないので、数撃ちゃ当たる方式で撮影するからです。
結果、現像が大変になるのですが、それすらも楽しいです。


本当に楽しい撮影でした。

玉簾の滝の撮影を終えた後、三滝最後の滝、丁字の滝に向かいます。
丁字の滝は撮影してもあまり楽しくないので、滝の撮影をパスして、滝上から見下ろす風景を狙います。


それにしても、本当に撮すものが多くて困る。


本当に良い所を教えてもらいました。感謝感謝です。

丁字の滝の上からの風景

丁字の滝の撮影を終えた所で、霧降の滝バス停に向かいます。
霧降の滝のバス停のところにある、山のレストランがいい感じだったので、それも撮影したかったのです。

霧降の滝バス停近くの山のレストラン

山のレストランの写真を撮影した所で、今日は終わり。
心地よい疲労と満足感を持って、帰りの電車に乗りました。
あー、楽しかった。
また明日から頑張れそうだ。